世界のミクニ

 
 
 
 
仕事終わって勉強して、読書タイム⏰
 
 
 
 
去年末で四ツ谷のオテル・ドゥ・ミクニを閉店して3年後、『三國』として帰ってくる…
 
 
 
そんな美食家の投稿をインスタで見て、このたび書籍も上梓されたとのことで即ダウンロードして読了📕
 
 
 
北海道の増毛で極貧生活を送った少年が、ハンバーグに出会って料理人を志すところから物語が始まりました✴️
 
 
中卒では働けないと言われた北海道のホテルの厨房でチャンスを掴む為に⭕️帝国ホテルの総料理長の下で働く為に⭕️スイスの3つ星シェフの厨房で修行したいが為にやったこと⭕️
 
それは、皿洗いを誰よりも早く綺麗に完璧に💎
 
誰もがしたく無いことを率先してやる、以外に虎視眈々とチャンスを伺えということ🐯
 
何も考えずに雑用をこなして何年か経てばそれなりのポジションを与えてもらえるという考えでは一切なくて✂️
皿洗いを完璧にしつつも、人が足りて無いと判断した持ち場で即座にその場にいる誰よりも上手いことを証明して実力でポジションを勝ち取るということ🚩その為に人が寝てる時間に練習する。
 
駄目って言われて、ただでは引き下がらないこと。
 
 
三國さんが極貧な少年時代にも大人を味方につけた天賦の才のコミュニケーション能力✨
黙っているのを美徳とせず厨房でフランス人とガンガン喧嘩して闘い仲良くなる姿✨
師匠に言われたように自分に先行投資で上質なものを見て食べて無一文でも平気そうなタフなパリ時代😌
読んでいるだけでエネルギッシュさが伝わってきてワクワクしてきました🥰
 
 
三つ星レストランを修行で渡り歩いたのちに言われた『セ・パ・ラフィネ』仏語で洗練されていないという意味。
あれだけ巨匠達に評価されていたのに、その一言が引っかかってフランス料理を続けることさえ考えた三國さんが自分で出した答えはジャポニゼする、日本化するということ🇫🇷🇯🇵
フランス人にはなれないんだから、日本人の自分なりの解釈が必要だと。
それがまた世界に評価された🏆
だけれども、ミシュランには選ばれなかった…
 
 
親交のあるロブションさん達やフランス大使館までもが三國さんが選ばれなかったことに抗議したという騒動へと🔥
ミシュラン星が全てでは無いけどなぁと利用する人が思ったとしても、20代でミシュラン3つ星を渡り歩いた三國さんにとってそれは文章にするのも憚られる位大事な事であるからこそ、余計口にしたく無い雰囲気が文章に漂っていました。
当時のミシュランが星をつけなかったことへの弁解、それは新しいことに挑戦していないからという理由…
 
 
著書には明記されていなかったですが、3年後70歳で復活される予定の『三國』さんで在りたい姿を文脈から感じました😌
それは厨房の若手がついて来られなくなるから封印していた、かつてのスイスの巨匠ジラルデのように毎日素材を見て新しいお料理を厨房で生み出すという即興への挑戦の再開…
 
三國さんの今後にもとても興味があります💎
 
自分の親よりももっと上の方々がまだまだって挑戦する姿や、昔から今の流れに変化する姿に、尊敬の念や学ぶ事が沢山です📚
 
コロナ禍もYouTubeを始めて、それをご覧になって来店された方々がいたと。拝見するとフォロワーが40万人近くいらっしゃいました👏…頭が上がらないです🌾
20年以上前の情熱大陸も今の温厚な雰囲気とはまた違ってギラギラしてた🥳
 
 
とにかくサバイヴする為にやる事を妥協せずやるんだよ!って言われている気がしました🔥
 
3月まで自分の技術力があがる機会が多く重要な時期なので、カンフル剤になりました🍊
 
 
 
🧡
 
明日から来週にかけて冷えてきますね🧣
あたたかくして、ゆっくりと休めていますように🌃🌙
 
 
 
 
 

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